国土交通省による国土数値情報ダウンロードサービスでダウンロードできるデータを使ってカシミール3D用のトラックデータを作ります。
必要なファイル:国土数値情報(道路(線))
プログラム:mlitroad2trk.exe
作成手順
- 国土数値情報ダウンロードサービスから道路(線)データをダウンロードします。日本測地系でも世界測地系でも構いません。
- zipファイルを解凍します。必要なファイルはN01-07L-xx.txt(あるいはN01-07L-2K-xx.txt)、とN01_07L_台.txtです。(xxは県のコード番号(2桁)。千葉県なら12)
- mlitroad2trk.exeを上記ファイルと同じ場所に置き、起動します。
- リンク台帳ファイル名およびノード・リンクデータファイル名を聞いてきますので、それぞれN01_07L_台.txt、N01-07L-xx.txt(あるいはN01-07L-2K-xx.txt)を入力します。
ファイル名は改変可能ですが、日本測地系/世界測地系の判断はファイル名に2Kが含まれるかどうかで行っていますのでご注意ください。- 処理が始まり、trkデータが生成されます。
- 生成されたtrkデータをカシミール3Dで読めば表示されます。
諸注意
- 主要地方道、国道、高速自動車国道、都市高速が生成されます。
- ファイル名は"リンク属性番号+路線名".trkとなります。
- リンク台帳に載っていない属性番号のリンクデータは"属性番号+無名".trkというファイルを生成します。千葉県の場合、13039無名.trkと80050無名.trkができます。ちなみに前者はリンクデータ中の誤記で正しくは12039(船橋停車場線)、後者は館山自動車道です(新しくできた道路なのでリンク台帳にまだ記載されていない?)。
- 隣接県のトラックデータも一部生成されます。県道の場合、属性番号の最初の2桁が県コード番号なのである程度判断できるでしょう。
- 作成年度が古いのもあるので、ウォッちずと比較すると合っていない所もあります。
- 作成年度が古いという理由だけでは説明のつかない現状とのずれがある場合もありますがmlitroad2trk.exeのせいではないと思います。多分。
- 生成されたtrkファイルは細切れ状態になっています。数値地図2500分の1から道路情報を取り出すページのdatacheck2.exeとかを使うとよいかもしれませんが、保証はしません。
- 千葉県以外ではまだ確かめていないので、うまくできない県もあるかもしれません。
- mlitroad2trk.exeの著作権は作者である当ホームページ作成者に帰属しますが、自由に使用、再配布等を行って構いません。ただし、使用、再配布等によって生じたいかなる損害に対しても作者は責任を負いません。
必要なファイル:国土数値情報(流路(線)、河川・水系域テーブル(表))
プログラム:mlitriver2trk.exe
作成手順
- 国土数値情報ダウンロードサービスから上記データをダウンロードします。日本測地系でも世界測地系でも構いません。
- zipファイルを解凍します。必要なファイルはW03-xxT.txt、W15-52L.txt(あるいはW15-52L-2K.txt)です。
- mlitriver2trk.exeを上記ファイルと同じ場所に置き、起動します。
- ファイル名入力を求められるので、上記ファイルを入力します。
- 処理が始まり、trkデータが生成されます。
- 生成されたtrkデータをカシミール3Dで読めば表示されます。
諸注意
- 約60000個のリンクデータを処理して約21000個の河川トラックデータを生成します。それなりに時間がかかります。メモリもそれなりに必要とするかもしれません。また、同一フォルダに約21000個のファイルができることになりますのでご注意ください。
- 上記約21000個のトラックデータで50MBくらいです。
- 道路と同じく、ファイルの中身は細切れ状態です。
- ファイル名は"河川コード+河川名".trkとなります。(例:81001001天塩川.trk)
- 台帳に河川名が載っていないものは河川名を「無名河川+連番」にしています。
- 新たに、「河川台帳(改).txt」「属性コード対応表.txt」(共に1MBくらい)を作成します。処理終了後に消去しても構いません。
- 作業ログをmlitriver2trk.logに吐き出しますが、処理終了後に消去しても構いません。
- 一つだけ「.trk」という名無しのトラックデータが出来ますが、これは河川コード88308021大木屋谷です。88308021大木屋谷.trkに名前を変更してください。
- 89590202 .trk(←全角空白2文字)というトラックデータができます。これは多分、「茂川川」という河川名だと思います(確証はありません)ので、89590202茂川川.trkに名前を変更すると良いでしょう。
- mlitriver2trk.exeの著作権は作者である当ホームページ作成者に帰属しますが、自由に使用、再配布等を行って構いません。ただし、使用、再配布等によって生じたいかなる損害に対しても作者は責任を負いません。
必要なファイル:国土数値情報(鉄道)
プログラム:mlittarin2trk.exe
作成手順
- 国土数値情報ダウンロードサービスから上記データをダウンロードします。日本測地系でも世界測地系でも構いません。
- zipファイルを解凍します。必要なファイルはW02-07L.txt(あるいはW02-07L-2K.txt)です。
- mlittrain2trk.exeを上記ファイルと同じ場所に置き、起動します。
- ファイル名入力を求められるので、上記ファイルを入力します。
- 処理が始まり、trkデータが生成されます。
- 生成されたtrkデータをカシミール3Dで読めば表示されます。
諸注意
- 560個,総容量5.37MBのトラックデータとstation.potファイル(駅のpotデータ)473KBを生成します。
- 道路と同じく、trkの中身は細切れ状態です。
- ファイル名は"番号+路線名".trkとなります。番号は路線の属性番号(10桁)の最初の2桁です。11〜16はJR北海道〜JR九州に対応します。多分(確証なし)。
- 台帳に路線名が載っていないものは「属性番号+無名路線」という路線名にしています。
- 無名路線は5つ作成されます。
- 11052002無名路線.trk→ライン台帳11502002室蘭本線(豊浦〜洞爺)に対応。ライン台帳の記載ミス?
- 11052003無名路線.trk→ライン台帳11502003室蘭本線(崎守〜本輪西)に対応。同上。
- 11052004無名路線.trk→ライン台帳11502004室蘭本線(栗山〜栗丘)に対応。同上。
- 12027000無名路線.trk→ライン台帳12024000陸羽東線に対応。ラインデータの記載ミス?
- 38300500無名路線.trk→ライン台帳38300400南海電気鉄道加太線に対応。ライン台帳の記載ミス?
- station.potは9314の駅の位置データを記載していますが、JR、私鉄等の区分は特にしていません。
- ノード台帳に記載のない駅は「属性番号+無名駅」という名前にしています。
- 無名駅は全部で103個あります。何か意味がある所(トンネルとか橋とか)に存在するような気もしますが詳しいことは判りません。
- 一応、無名駅だけのpotをnoname.potというファイルにして置いておきます。また、station.potから無名駅を除いたものをstation2.potというファイルにして置いておきます。
- 新たに、「路線台帳(改).txt」(52KB)を作成します。処理終了後に消去しても構いません。
- mlittrain2trk.exeの著作権は作者である当ホームページ作成者に帰属しますが、自由に使用、再配布等を行って構いません。ただし、使用、再配布等によって生じたいかなる損害に対しても作者は責任を負いません。
必要なファイル:国土数値情報(行政界・海岸線)
プログラム:mlitbd2trk.exe
作成手順
- 国土数値情報ダウンロードサービスから上記データをダウンロードします。日本測地系でも世界測地系でも構いません。
- zipファイルを解凍します。必要なファイルはN03-11A_xx.txt(あるいはN03-11A-2K_xx.txt)です。
- mlitbd2trk.exeを上記ファイルと同じ場所に置き、起動します。
- ファイル名入力を求められるので、上記ファイルを入力します。
- 処理が始まり、trkデータが生成されます。
- 生成されたtrkデータをカシミール3Dで読めば表示されます。
諸注意
- 道路と同じく、trkの中身は細切れ状態です。
- ファイル名は"自治体コード+自治体名".trkとなります。自治体名は「都道府県」+「支庁」+「群・市」+「町村」です。
- エリア台帳に記載のないものは「属性番号+無名」という名前にしています。(千葉県では生成されませんでした)
- 各市町村の境界線と、都道府県境線を作成します。都道府県境線のファイル名は都道府県名境.trkです。
- mlitbd2trk.exeの著作権は作者である当ホームページ作成者に帰属しますが、自由に使用、再配布等を行って構いません。ただし、使用、再配布等によって生じたいかなる損害に対しても作者は責任を負いません。