R21起点の謎

現在、R21の起点は瑞浪市明世町山野内になっており、暫くR19との重複が続いた後、土岐市の大富交差点でR19と分岐し、R21の単独区間となっています。


何故こんな中途半端な所が起点なのかは、昔の地図を見るとよくわかります。

昭和39年のミリオン関西です。右側は左の図の四角部分の拡大。
昔は瑞浪市明世町山野内からR21の単独区間が始まっていたのですね。これならばここをR21の起点にすることに誰も異論はないでしょう。なお、R21の途中で色がピンクになっているのは未舗装路であることを示しています。御嵩町までは未舗装路の峠道でなかなかの酷道だったのかもしれませんね。ちなみに土岐市定林寺あたりのR21は線形改良されており、旧道は獣道のような感じで残っております。機会があれば是非どうぞ(笑)。

現在の地図と重ね合わせると下図のようになります。

赤線が旧R19です。現在は岐阜県道352号、421号になっています。R19BPは最近(と言っても結構昔)に開通しており、R19BPと並行する旧R19(r352)は、しばらく国道として指定されていたようで、ちょっと前の地図ではR19BPに並行する旧R19も国道色に塗られておりました。(多分、その時は当該部分はr352との重複、という扱いだったと思われます。)
ちなみにr352をずっと北に辿れば五月橋に行けます。

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